あこひい散歩2

V6・旅・食・城・キャバ・ベイスターズで戯言語り

秘境の竹の子飯

房総の旅…目的地は、秘境飯。


大多喜にある「ろばた焼 童子」にて、この季節限定の
竹の子コースを堪能である。
4月くらいから5月頭までしか味わえない、このコース。
だからこそ足を運ぶらしい。

この店…上総中野駅から車で10~15分なのだが、
山の中で私道もいいところ。
車でしか行けない片側通行で、電燈1つもない上、一歩間違えば山道から転落(笑)と
行くまでのスリリングさ…めっちゃ感じる。
(それでも予約しないと行けないんだから、よっぽどの知名度あるんだね)

さて、お店は蔵のような天井の高いちょいとレトロな感じ。
しばらく待つと、まずはろばた焼の準備をしてくれる。

ホタテ、鴨のつくね、大きなエビ、鮎。
どれも今朝地元で取れたり、調理したものばかり。
右上にあるものは、竹酒。
地元の清酒を竹筒に居れ、20分近くで熱燗にしてくれる。
清酒だけにサッパリした竹の香りを感じる。
(私は清酒と熱燗がちょい苦手なんだが、香りはよく…お酒は珍しく進んだ。
ちなみに…竹のお猪口で飲む)

しばらくろばた焼を楽しむと出てくるのが

竹の子の刺身。
甘いというしか語れず。
えぐみが全くない。わさびがないとアクセントがないと言っていいくらい。
サクサクの食感に竹の子の甘み。
新鮮と土壌がいいから食べられるというお店の人のコメント。
納得である。

そして、

竹の子と山菜の天ぷら登場。
ろばた焼だけでもお腹が膨れてきているときに登場する。
生でも食べられるのに、天ぷら…。
もちろん美味い以外の言葉はない。

たらふく食べた〆が…

竹の子ご飯に竹の子のお味噌汁、漬物。

これでもか…という攻撃(笑)。
感動したのが竹の子のお味噌汁。
お出汁がアサリである。あっさりしたお味噌汁。
汁より具が多かった(笑)。

ご飯も薄味で、竹の子の風味と甘さを感じられる
優しい1品だった。

 

本当に連れてきてもらえて、嬉しかった。
まさにこの時期にしか堪能できない竹の子づくし。
しかも、今時携帯が繋がらないって…こんな場所が関東の千葉にあるとはね。

気持ちもお腹もいっぱいになった店でした。

ろばた焼 童子ろばた焼き / 総元駅
夜総合点★★★★ 4.6